今年初挑戦の梅干しは、現在塩漬けをして白梅酢が上がってきた状態。
今のところは良い感じ。
梅仕事としては、前に梅酒を作ったことがあります。作ったのは6年前。料理やお菓子に使ったり、炭酸で割って飲んだり。今年で使い切ることになりそう。6月に入り、スーパーに梅が並ぶようになったので、今年は梅干しと梅シロップを作ってみることにしました。いずれも初めて作るので、今後のために今年の作り方を記録しておこうと思います。 梅干し作成の手順 1.塩漬け 6月上旬~6月下旬2.白梅酢が上がる 4~5日後3.赤じそに漬ける 6月下旬~7月上旬4.土用干し 7月20日~8月7日頃(晴天が続く日に3~4日干す)5.食べ始め...
今年の梅仕事① 梅干しを作る 1.塩漬け~2.白梅酢が上がるまで - 紡ぐ暮らしシンプルな暮らし
そして、一緒に仕込んだ今年の梅仕事の第二弾。
梅シロップの作り方を記録しておこうと思います。
初めて作るので、今後は作り方も変わるかもしれません。
梅シロップの作成の手順と作り方
1.氷砂糖に漬ける 1ヶ月
2.1ヶ月経過して、砂糖が溶けたら梅を取り出す。
・保存場所 冷蔵庫
・賞味期間 3~4年
・取り出した梅は、そのまま食べるかお菓子や料理に利用。
材料
・梅(南高梅) 200g
・氷砂糖 200g
・焼酎(35度) 大さじ2
作り方
①梅は洗ってから一晩水につけてアクを抜く。
②梅をザルに上げて水切りし、竹串でヘタを取る。(傷つけないように)
③ペーパータオルで1個ずつ梅の水気をふき取る。
ここまでは、梅干しの塩漬けと同じ。
④エキスが出やすいように、包丁で種に当たるまでぐるりと切り込みを入れる。
⑤洗って乾かした保存びんに、梅と焼酎(35度)を入れて蓋をする。梅にまんべんなく焼酎がかかるように、びんを転がす。
⑥蓋を少しあけて、焼酎を別の容器に移す。
⑦氷砂糖と梅を交互に入れて、毎日1回びんを転がす。
⑧砂糖が溶けてシロップができてきたら、ときどきびんを軽く振る。これを砂糖が完全に溶けるまで続ける。
砂糖が全て溶ければ、シロップの出来上がり!!
出来上がったシロップ
泡が出て発酵したり、カビることもなく、約1ヶ月で氷砂糖が溶けて綺麗なシロップが完成。
上手にできるか分からなかったので、今回は梅干し用の梅から200gだけ使って、少量のシロップを作りました。
ラム酒の空き瓶に詰め替えて、冷蔵庫で保存。
水や炭酸で、4~5倍に薄めて定番の梅ジュースも良いけれど、牛乳で割った梅シロップ・オレも美味しくて気に入っています。
ほんのり爽やかな香りは、これから夏に向けてピッタリ。
取り出した梅はジャムにして、お菓子や料理に使おうと思います。
実際に作ってみて
発酵やカビたりするのが心配で、なかなかできなかった梅シロップ作り。
作り方⑤ にある「梅にまんべんなく焼酎をからめる」ことで発酵を防いで、エキスが出やすくなるそうです。
そのおかげか、今回は発酵もカビもなく綺麗に出来上がりました。
ヘタを取ったり、1個ずつ拭いたりする作業が面倒に感じたけれど、いざ「それだけに集中して行う」と修行のようで楽しいものでした。
作業中の梅の香りにも癒され、作り方も想像以上に簡単な梅シロップ。
梅の季節には毎年作りたいなと思いました。
参考にした本
失敗しない梅干し・漬け物―季節の食材で安心手作り120レシピ (主婦の友αブックス)