東京オリンピック・パラリンピックの表彰台に使用済みプラスチック容器をリサイクル?!
スポンサーリンク

 

 

 

先日、テレビで「みんなの表彰台プロジェクト」のニュースが流れていました。

 

シャンプーや洗剤など、使い終わった後のプラスチック容器を集めて表彰台にリサイクルしようというプロジェクトなのだそうです。

協力するのは、P&Gグループのプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社。

回収場所は全国の約2000店舗のイオン店頭で、6月19日(水)~スタートとの事でした。

 

 

 

プラスチック容器なら全て回収可能なのだろうか?

 

私の住んでいる秋田市では、プラスチックは家庭ゴミとして出す事になっていたので、プラスチックのトレーなども出せるなら素晴らしいプロジェクト!!と思ったのですが・・・

 

「使用済みプラスチック容器」の対象は、

P&G製品のプラスチックボトル・詰め替え用製品(洗濯用洗剤・柔軟剤・台所用洗剤・ヘアケア製品・消臭芳香剤)をはじめ、他所の同種の製品も回収可能、ただしペットボトルは対象外。

 

となっていました・・・トホホ

 

お洗濯では「アリエール」「ボールド」「レノア」

台所用洗剤の「ジョイ」

ヘアケア製品の「パンテーン」「h&s」

消臭の「ファブリーズ」

あたりでしょうか・・・。

 

卵パックなどの透明なプラスチック容器もOKかと思いましたが、NGのようです。

 

G20関連のニュースが耳に入る事が多いせいか、今月は暮らしについての見直しをいろいろ試している最中。

少しでも脱プラスチック生活に近づくために、洗濯洗剤も自作したものを試しながら、少しずつ続けられるようなレシピは変えようと思っているところです。

 

そのため、洗濯用の洗剤を購入していないし・・・

消臭剤は自作しているし・・・

我が家では、あまりリサイクルできそうなプラスチック容器はなさそうです。

 

 

 

海洋プラスチックごみ問題

 

海洋プラスチックごみ問題という言葉も、良く耳にします。

私たちが普段使っているプラスチックのごみが海に流れ出てしまい、プラスチックは自然分解されないため、海の残ったままになると言われています。

つい最近だったと思いますが、海外の海辺に打ち上げられたクジラの胃から、40kgものビニール袋が出てきたというニュースがありました。

日本でも、浜辺に打ち上げられたクジラの赤ちゃんの胃からプラスチックごみが出てきたというニュースがありました。

死んでしまったクジラの胃の中に、ビニール袋などのプラスチックごみが発見される例が世界各地でたくさん報告されているそうです。

海を漂っているビニール袋をエサと間違えて食べた結果、ビニール袋は消化されないため胃の中がビニール袋でいっぱいになり、魚などのエサが食べられなくなって死んでしまったと考えられているそうです。

 

また、どんどん劣化して小さくなった「マイクロプラスチック」を魚などがエサと間違えて食べてしまうケースも確認されているそうです。

 

 

 

 

プラスチックを食べるバクテリア

 

2016年に、大阪で発見された「イデオネラ・サカイエンシス201-F6株」

ペットボトルなどの素材のPET(ポリエチレンテレフタラート)を分解して栄養源にするバクテリア。

PETを2つの酵素を使って、最終的には水と二酸化炭素にまで分解する事がわかっているそうです。

 

また、2018年には海外の研究チームが、この「イデオネラ・サカイエンシス201-F6株」の酵素の構造を研究する過程で、偶然PETをより強力に分解する新しい酵素を発見。

そして、分解にかかる時間の短縮と大量処理に活用できる事を目標に、さらなる酵素の研究に取り組んでいるそうです。

 

 

今できることを考える

 

いつかは、バクテリアという小さな生き物の力を借りてプラスチックごみ問題が解消される日が来るのだろうけれど。

 

プラスチックを分別できない=焼却処理 をしている地域に住んでいるので、少しでも脱プラスチック、ノープラスチックに近づきたいと考えています。

 

まずは、我が家のプラスチックごみにはどんなものがあるのか確認する作業から。

 

1週間分を貯めたかったけれど・・・6日分でパンパンのプラ包装のみなさん。

 

スティックコーヒー、個別になったお茶パック、かつお節のパック、一口チョコの透明なフィルム、野菜を包んでいるビニールフィルムやプラスチック容器・・・

 

 

いざ確認してみると、プラスチックの多い事に驚きます。

 

「みんなの表彰台プロジェクト」で、プラマークのモノならOKですよ~ってなれば、はりきって協力するのになぁ・・・

 

まずは我が家の日々の現状を知る事から。

 

そして対策を考えてみようと思います。

 

スポンサーリンク
おすすめの記事