真冬日が続く今日この頃。
もちろん気温は氷点下・・・
こんな寒い日は動くのも億劫。
だから余計に、手や足などの末端部分はもちろん、とにかく全身が冷え冷えします。
今日はのんびりと足湯をしながら本でも読む事にしました。
バケツにお湯を入れて足を温めるだけで簡単に全身ポカポカ&リラックスできます。
足湯後は水分が残らないように、しっかり足を拭いてくつ下を履きます。
今回は、私が実践している足湯のやり方をご紹介します。
足湯の準備
- バケツ(アイリスオーヤマのソフトバスケットSS:サイズ容量9L)
- お湯と温度計
最初は温度計で測って38~40°くらいになるように。
お湯の量は足首がすっぽり隠れる水深15㎝くらいを目安にしています。
(内くるぶしから指4本分上にあるツボ「三陰交」が隠れるくらい。) - 差し湯用のお湯
水筒にお湯を入れてスタンバイ。 - 白湯
水分補給に白湯を飲みながら。
体の中も温まるしデトックス効果も兼ねて。 - 足ふきタオル
お湯の量って気にしていますか?
医療機関で実施する「足浴」というものがあります。
日本看護科学会誌の「足浴の最適な水深の検討」という研究報告の中に、「生理・心理学的に8cm・20cmよりも水深15cmの方が最適であることが示唆された」とありました。
水深を3パターンに分け、「座った状態で15分の足浴を1日おきに実施(湯温41°)」の研究報告。
・水深8cm 三陰交(内くるぶしから指4本分上にあるツボ)をふくまない
・水深15cm 三陰交を含み腓腹筋(ふくらはぎ)を含まない
・水深20cm 腓腹筋を含む
この結果、水深15cmの方が8cm・20cmに比較してリラックス効果が得られ、生理的には3つの水深でほとんど相違がなかったけれど、「深部温」においては、水深15cmの方が8cm・20cmに比較して有意に安定していた。
この事から、水深15cmの方が最適という結論に至った研究報告でした。
この研究報告を参考にして、足湯をする時は水深15cm、三陰交のツボが隠れるくらいを目安のお湯の量にしています。
足湯の効果
・血行促進
・リラックス効果
・冷え性の改善
・むくみの改善
・デトックス効果
この記事にも書いたように、温まる事によって血管が拡張され血液の巡りが良くなる。
それによって老廃物が流れていったり、必要な酸素が血液に乗ってすみずみまで運ばれる事で、冷え性やむくみの改善、デトックス効果があるのだと思います。
足湯の効果を高めるために実践している事。
塩(あら塩などの天然塩)
足湯後のポカポカが継続するように感じるので、塩は必ず入れています。目分量で小さじ2くらい。
アロマオイル
気分によって、アロマオイルをプラスします。部屋中が良い香りに包まれるので、心地よくリラックスできます。
◎ローズマリー・・・特に手足が冷える時
◎セージ・・・喉が痛い時、免疫力アップしたい時
◎グレープフルーツ・・・むくみ、巡りを良くしたい時
アロマオイルはどんどん欲しくなってしまうけれど、今の所は足湯用は3種類。
唐辛子
とにかく全身の冷えが強いと感じる時は、台所から唐辛子を2本を持ってきて入れています。
唐辛子の辛味成分「カプサイシン」は水溶性で、外用でも温感刺激作用が優れているため、芯から温まりたい時の私の必須アイテムです。
ちなみに、温シップってジワーっと温まるのですが、温シップにもトウガラシエキスが配合されていたりします。
日本酒
日本酒風呂の効果にあるように、アルコールは経皮的であっても直接作用し、末梢血管を拡張させ、血行を良くするそうです。
果物ではないのに、日本酒にもフルーツ酸が含まれているそうで、ピーリング効果も期待できそう。
かかとの古い角質の除去にも良いかなと思い、たまにコップ半分くらい(約100cc)入れてみたりします。
ゴルフボール
お湯の中にゴルフボールを1つ入れて足裏のツボを刺激します。
私の使用しているソフトバスケットでは、足を入れてギリギリなので前後にボールを転がしてマッサージはできません。
ボールの上に片方の足をのせて、その上に反対の足をのせて、自重でツボを刺激する感じです。
足湯の良い所
洋服を着たままでOKなので気軽にできる所や、ソファに座って本を読みながら、テレビ・スマホを見ながら・・・など、「ながら」でできる所が気に入っています。
今回は本を読みながらでしたが、私の場合30~40分くらい足を入れたままなので、録画した1時間のドラマを見ながらという事もあります。
30~40分経過後はキチンと手の指先まで温まります。
また寝る前に行うと、副交感神経が優位になりグッスリと眠れるようです。
1番寒さを感じるこの時期。足湯の効果をUPするアロマなども試しつつ、日々の習慣にしてみようと思います。