秋田市にあるマクロビオティックのお店『sweet market』さんで開催された上映会に行ってきました。
マクロビのワンプレートご飯を食べながら、鑑賞したのは…
白鳥 哲監督の「蘇生」
2011年福島原発事故の放射能による環境問題をはじめ、世界的な食糧問題、健康問題の解決策の一つとして、乳酸菌、酵母菌、光合成細菌を中心とした有用微生物群(EM菌)の蘇生能力に着目したドキュメンタリー映画でした。
地球規模で抱える汚染問題の解決策の一つとして、『微生物』をフォーカスしている点が私と同じで嬉しい。
微生物の凄さを体験したダンボールコンポスト
以前、ダンボールコンポストで生ゴミ処理を試してみた事がありました。
ゼロ・ウェイストの試みの一つ。
インターネットでやり方を調べて。
ダンボールの底に新聞紙を敷き、ホームセンターで手に入れた「ピートモス」と「もみ殻くん炭」を混ぜて生ゴミを投入。
ネギ類、柑橘類や玉ねぎの皮、魚の骨、肉の脂身なども処理していました。
半信半疑で腐敗しないのかなぁと思っていたけれど。
かき混ぜる度に森の中のような土の匂い。
スイカの皮も少し小さくカットして入れてみたら、見事に消滅していました。
目には見えないけれど、微生物ってすごいなぁと感動したものです。
腸内細菌叢が健康の要と感じたこと
そして、ワンズ1号の闘病生活が始まり、腸内細菌について調べるようになりました。
この事で、また新たに微生物の偉大さを知りました。
健康で穏やかに生命を維持するには・・・
まず腸の中の微生物がバランスが良く調和がとれていて、なおかつ綺麗な状態でいることが大切なのでは?と考えるようになりました。
微生物の進化はあっと言う間
柑橘類の皮は、コンポストでは分解されにくいと言われているようです。
映画の中でも、レモンの皮にEM菌を混ぜて分解させようとして、7時間経過してもあまり分解が進んでいない様子が出ていました。
しかし、翌日(だったかな?)分解が進んでいたので、更にレモンの皮にを追加したところ、4時間程で分解に至ったというお話しがありました。
これはつまり、微生物は短時間で分解できるように変化(進化)したという事なのだとか。
最後に
人も犬も、自然も。
みんな微生物によって『生かされて』いる。
もともとそんな風に考えてはいたけれど。
目に見えるものが全てではなくて。
目には見えない、いろいろなモノのおかげで、こうして在ることができているんだろうな・・・
映画を鑑賞しながら、そんな事を考えていました。
お陰様、お陰様。
今日の寝る前の読書は・・・
『自然栽培 vol15』
あなたも、地球も「菌」でできているよね。
これに決まり。