台所用にアクリルたわしを作ろうと思い購入していたセリアのアクリル毛糸。
食器洗いとシンク洗いには、“ワッフル編み”で作ったアクリルたわしを使っています。
動画を見ながら、最近やっと覚えた編み方なので、形はいびつ。
ウールの原料は「羊毛」の天然繊維なので、最終的に土に還すことができるけれど、アクリルの原料はアクリロニトリルという「石油」なので、あまり積極的には使いたくないかなと考えています。
ただ、掃除用としてはメリットとなる特徴もあるので、バランスを考えながら使い捨て掃除用品の代用にできるものは少しずつシフトしていこうかなと思っています。
アクリル毛糸のデメリットが、メリットになる
アクリル毛糸のデメリットとして挙げられる、
・静電気がおきやすい(摩擦抵抗が大きい)
・吸水性・吸湿性が劣る(繊維そのものに吸収力がない)
という点は、掃除用での使用に限ると
・摩擦抵抗が大きいので、ホコリがくっつきやすい、汚れを掻き出すことができる
・繊維そのものに吸収力がないので、表面の汚れが水洗いなどで簡単に落とせる
というメリットとしても考えられるわけです。
なおかつ、石油由来なので石油製品ならではの親油性もあり、油汚れを表面に付着させることが得意なのだそうです。
アクリルたわしで洗剤を使わず、または限りなく少ない量でも、食器などを綺麗に洗えるのには、こんな特徴があるからなんだなということが分かりました。
アクリル毛糸のエコモップ
アクリルたわし作りの余っている毛糸で替え用のたわしを編もうと思ったときに、以前ワイパーシートを切らしたときに、マイクロファイバークロスを代用したことを思い出しました。
アクリルの静電気がワイパーシート代わりに良いのでは?と思って調べてみると、エコモップなるものを発見しました。
余ったアクリル毛糸をこんな風に使うのも良さそうと思い、さっそく編んでみました。
可愛いハイテクな編み方は無理なので、細編みでひたすら長方形の形に編み、両端を折り返して上下を同じ毛糸で縫うだけのシンプルなもの。
簡単にできて楽しすぎたので、続けてグレーでも編んでみたり・・・
予想以上にホコリを絡めとる逸材でした
我が家の場合は、おもに今の季節はワンズ1号と2号の抜け毛がとにかく多いです。
散歩帰りに玄関の外でブラッシングをしているものの・・・彼女たちの抜け毛で、ワンズ3号が誕生するのではないかと思うほどの量です。
家の中のあちこちの抜け毛を1日に数回は掃除しているけれど、ドライタイプのワイパーシートが切れてしまったので、さっそくアクリル毛糸のエコモップを使ってみました。
見事にフワフワの綿毛のようなワンズの抜け毛も絡めとることができました!!
くっついたホコリや抜け毛が、落ちてくることもなくドライタイプのワイパーシートのように使用可能のようです。
アクリル毛糸の苦手に思っていた静電気は、エコモップとしてはなかなか優秀。
1日の終わりには、コロコロで毛を取って水で洗って干しておくことにします。
使い捨てから卒業
今回は、使い捨てのドライタイプのワイパーシートを卒業。
使うのが当たり前だと思っていたけれど、自分の中にある当たり前を見直すことも楽しいなと思いました。
カラフルが苦手でモノトーンが落ち着くので、好きなカラーの掃除用具だと嬉しい。アクリル毛糸は値段も安く、カラーも豊富で発色が綺麗なものが多いので掃除用に使うには良いかなと思いました。
グレーの方は水拭き用に使用することにして、まだ余っている毛糸で替え用のエコモップも作ることにしよう。