深い緑の多肉植物のような見た目で、葉の水滴のようなキラキラが美しいアイスプラント。
生で食べるとプチプチした歯ごたえで、ほんのりとした塩味を感じるけれどクセのない味。
自然のミネラルたっぷりの新食感野菜として「プッチーナ」という名前で店頭に並んでいたりします。
いつも生でサラダとして食べていたのですが、見た目の可愛い視覚も喜ぶサラダだと食事も楽しいだろうなと思い、以前ネットで見かけたチューリップをイメージしたサラダを思い出してアレンジしてみました。
作り方は簡単で、プチトマトを十字に切り、種を取り出し、クリームチーズを詰めるだけです。
茎の部分はネットで見かけた海外の写真では、にんにくの芽のような・・・たぶんチャイブのような気がしたけれど、冷蔵庫にあったキュウリを細く切って使いました。
そして、葉の部分に生のアイスプラントを使いました。
アイスプラントを食べる前に
アイスプラントは害虫や病気に強く、無農薬で育てることが可能な植物だそうです。
野菜を調理する前は水洗いをして汚れを落とすのですが、無農薬のアイスプラントは水洗いの必要がないらしい。
購入したパックには、特に無農薬というような記載はなかったので、私はサッと表面を水洗いしてから調理しています。
洗い方で気をつけていることは、
洗いすぎない
アイスプラントの葉の表面には、キラキラした水滴のようなものがたくさんついているのですが、これはプラッター細胞というミネラルの結晶のようなものだそうです。
あまりゴシゴシ洗ってしまうと取れてしまうので、サっと軽く洗う程度にしています。
切る前に洗う
切ってから洗うと、断面から栄養やうまみ成分が流れ出してしまうそうです。
この2点に気をつけています。
アイスプラントにしかないミオイノシトール
アイスプラント特有の成分として、ミオイノシトール、ピニトールなどがあるそうです。
ミオイノシトール???
聞いたことがないのも当然。
他の一般的な野菜には含まれていない成分で、アイスプラント特有のものらしい。
ミオイノシトールは、血中のLDL-コレステロールを低下させる働きによって、動脈硬化や脂肪肝などのリスクを減らす効果が期待できるようです。
中性脂肪の気になる人にも嬉しい成分だと思いました。
ピニトールは、植物性インスリンとして血糖値を下げる効果のある成分。
発見されたのは、ブーゲンビリアからだったそうです。
アーユルヴェーダでは、ブーゲンビリアは糖尿病に効果があるとして利用されています。
いろいろな食べ方
生で食べる以外の食べ方を知らなかったので、現在はいろいろな調理法を調べています。
熱を加えるとトロっとするそうなので、天ぷらやみそ汁の具などでも美味しいようです。
また、細かく刻んで納豆の具材として入れたり、スイーツに入れたりという方法もあるようでした。
害虫や病気に強いようなので、今年の家庭菜園の候補にもしています。
積極的に摂りたい野菜の1つです。