日向夏(ひゅうがなつ)の皮を使って、オレンジピールにチョコをからめたオランジェット風のおやつを作ってみました。
我が家では、あまり頻繁に使うことがないポン酢。
常備していないため突然必要になったある冬の日、家にあった柚子で自家製の柚子ポン酢を作ってみたらなかなか美味しい。
簡単なので、ポン酢は購入せずいろいろな柑橘類で自家製を試してみようと思っています。
今回は、スーパーで柚子が売っていなかったため、食べたことのない“日向夏(ひゅうがなつ)”という、夏みかんのようなグレープフルーツのような柑橘果物でポン酢を作りました。
そして、ポン酢を作った後の皮はコンポストへと思ったけれど、ごみを減らしたいので皮も無駄なく使いたい。
材料
・日向夏の皮 3個分(150gくらい)
・砂糖 120g
・グラニュー糖(最後にまぶす用)
・ガーナミルクチョコ 2枚
作り方
①農薬などの薬品を落としたいので、皮に重曹をつけてこすった後、50°のお湯に入れて50°洗い。
②ポン酢を作るために絞った皮を、十字に4等分になるようにカットして、裏の白いワタをスプーンで取り除く。→日向夏の場合、白いワタは取らない方が良いのかもしれません。
③鍋にたっぷりの水と皮を入れ、沸騰後20分くらい煮たらザルにあげてお湯をきる。
④大き目のボールに茹でた後の皮と、皮がかぶるくらいの水を入れて一晩置く。
⑤鍋に、縦4本にカットした皮、砂糖を入れて煮詰める。焦げやすいので気をつける。
(砂糖を入れて煮るときに、皮がかぶるくらいの水を入れて煮るのですが、水を入れ忘れました・・・)
※皮から水分が出て、なんとか焦げずに煮詰めることができました。
⑥クッキングシートに並べて130°のオーブンで30分熱したら、熱いうちにグラニュー糖をかける。
⑦湯せんしたチョコレートをかけ、クッキングシートに並べて冷蔵庫で30分くらい冷やす。
完成した日向夏のオランジェット風
ミルクチョコレートの甘味で、皮の苦味がやわらぐのでビター感が苦手な人にも良いかなと思います。
私の場合、オレンジピールをそのままで食べると、ビター感が強くてグラニュー糖をたくさんまぶしてしまうので、チョコレートでコーティングしたオランジェット風の方が食べやすいです。
日向夏の皮はレモンのように綺麗な黄色ですが、きび糖で煮詰めたためオレンジ色に仕上がりました。
日向夏は、白いワタの部分にもほんのりした甘味がありワタごと食べるそうです。
作り終わってから知ったため、今回はワタを綺麗に取り除いてしまいました・・・
次回作るときは、ワタを取らずに作ってみようかな。
ポン酢は酸味がきつくなくて、まろやかに出来上がりました♪