ミニマリストの音楽事情
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CDもほとんどは手放す事が出来て、だいぶミニマムになったけれど。

 

やっぱり音楽が好きで

ベースを弾くのが好きで

最近はギターも練習してみたり。

 

 

そんな性分なので、意識していないとあっと言う間に また音源は増える可能性が大です。

こればっかりは、おばあちゃんになっても変わらないのかなぁ…

 

そして・・・

最近、1枚だけCDが増えました。

 

どうしても「CD」という形態で手に入れたかったアルバム。

 

 

 

 

Sadowsky(サドウスキー)を操る

憧れのベーシスでもある友人がリリースしたセカンドアルバム。

「JUN FUJII/LAST TIME」

 

 

 

2019年4月19日にリリースされたこのアルバム。

ワンズ1号が突然立てなくなったのが4月12日。

もうすぐ別れの時が来るかもしれない・・・心の準備をしっかりしておかなくては・・・そんな日々を送っている頃でした。

 

帯にある「最後の時間あなたは誰を想いますか?」という言葉。

初めて手にした時、その問いかけの言葉に、店先に停めた車の中で涙が止まりませんでした。

そして同時に、最適なタイミングで私の耳に入るように送られて来たメッセージなんだろうなと感じました。(まだ歌詞も確認していないのに)

 

タイトルにもなった「THE LAST TIME」のMVも公開されています。

ノスタルジックで、心の中が「空(くう)」になるような心地よい音の振動数。

 

彼の言葉選びにも、息を飲むような感動を覚えたり、ハッとさせられる瞬間があります。

 

たとえば、この曲の「摂心」もそう。

混乱してあちこちに飛び回っている思考を1つに収束させよう。

そんな風に「今ここ」に呼び戻してくれます。

 

 

 

 

ご自身で立ち上げたレーベル

Sound Factory GgrLab

 

 

秋田の方であれば、近くのお店でCDを購入する事も可能です。

JUN FUJII / LAST TIME CD取り扱い店(秋田市)

 

 

 

 

 

 

 

ストリーミング&ダウンロードの配信サイトもありますが・・・

個人的には、CDという形態で入手してほしいなぁと思っています。

歌詞の言葉の一つ一つを、小説を読むように味わってみて欲しいです。

 

寝る前に、歌詞を読書しています。

 

 

5曲目の「おまじない」は、ワンズ1号に毎日「オマジナイ」をしていた私には特別な曲。

私がオマジナイをしている事を知っているのではないかな?と思ってしまうような歌詞に驚きました。

DNAやRNAなど遺伝子に対する「オマジナイ」だったから(笑)

 

 

でも、この曲は0311の震災後、7年の月日を経て完成した思い入れのある曲なのだそうです。

イントロの最初の音で、感情が揺さぶられると思います。

 

初めて聴いた時から今も、なぜか吹奏楽の人たちが大勢で演奏している映像が頭に浮かびます。

そして、東日本大震災で奇跡の一本松と言われた「木」の姿が何度も夢に出てきています。

 

きっとこの歌詞は、一本松の意識が友人を介して表現したかったものなのかな・・・そんなイメージをしながら聴いています。

寂しいけれど、穏やかにもなる不思議な1曲です。

 

なぜ吹奏楽の人たちの映像が浮かぶのか分からないけれど・・・

吹奏楽なら、東北ユースオーケストラの皆さんに演奏して欲しい楽曲だなぁ。

 

そんな妄想をしただけで、目頭が熱くなる。

 

 

 

 

 

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