
食事の支度をすると必ず出る野菜クズ。
再生させて利用する他に、「野菜のだし=ベジブロス」にして冷凍ストックしています。
だしを取った後の野菜クズは、キッチンガーデンで土に還しています。
野菜の皮や切れ端は、その都度、残っているであろう農薬の処理をしてからフリーザーバックに入れて冷凍庫保存。
セリアの白黒モノトーンフリーザーバックMサイズに入れて冷凍。
フリーザーバックがいっぱいになったら、「野菜のだし=ベジブロス」にしています。
出来上がったベジブロスは、炭酸水のペットボトルに入れて冷凍ストック。
ベジブロスは、2週間に1回作るカレーでほぼ使い切ります。
と、思ったら前回は半分の量でカレーを作ったので、ベジブロスが1本残っていました。
スーパーで野菜を購入する時は、作った人の名前や住所が書いてある
「地元野菜」を購入するようにしています。
ただ、完全なオーガニックという訳ではないので、
残っている農薬の処理として
・50℃洗い
・重曹水に漬ける
という方法で処理をしていました。
最近は温度を測るのがめんどうで、もっぱら重曹水での処理をしています。
重曹は山菜のあく抜きで使う「タンサン」が便利です。
我が家の農薬除去方法
①いっぱいの水に重曹(タンサン)をティースプーンで1杯入れる。
②重曹水に30秒ほど漬けた後、水で洗う。
③ザルに取って水切り。
いたって簡単な手順です。
普段は捨ててしまう「野菜の皮や種などに一番栄養が含まれている。」
という事は良く耳にします。
フィトケミカルという言葉は、「植物の化学成分」という意味で、
植物の皮や種に含まれている有用な栄養素なんだそうです。
健康でいるために、植物の持っている成分を少し分けてもらう。
そんなイメージで、ベジブロス作りをしています。
考えてみれば・・・
病院でもらう薬の原料となる成分も、もともとは植物だったりする訳だし。
例えば、山菜と間違えないように注意喚起される植物。
行者ニンニクと間違えやすい「イヌサフラン」はコルヒチンの原料。
痛風やリウマチの治療薬として使われています。
フキノトウと間違えやすい「ハシリドコロ」はアトロピンの原料。
胃痙攣や瞳孔を広げる薬剤として使われています。
結局のところ、植物から受けている恩恵って計り知れないんだなぁ・・・と思いながら。
野菜はやっぱり自分で作るほうが、美味しいし楽しい。
今年の春はできなかったけれど、これからでもOKな野菜でプランを立ててみようかと考えています。
どうせ野菜を育てるなら、在来種を種から育ててみたいなぁ。
F1種ではなく、自家採種できる在来種の種を探す所から始めなくては・・・
自家採種に挑戦するなら、不耕起栽培を試してみたいなぁ。
まずはともあれ、もう少し知識が欲しいので、図書館で本を借りてこよう♪