デトックス・うつ、不眠・膀胱炎・花粉症にも・・・万能ハーブのスギナパワーを利用する
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庭の雑草取りをしていて、年々増加する雑草に頭を悩ませていました。

特に、抜いても抜いてもなくならない「スギナ」に、どうしたものかと悩んでいたときに、ふっと亡くなった祖父の言葉が頭に浮かびました。

「その家の周りに育つ草は、その家に住む人の役に立ちたいと思って育つもの。

病気にならないように、元気でいられるように、自然に必要な草が育つようになっているもの。」

そんな内容でした。

野草や薬草などを含めた植物全般にとても詳しい祖父でしたが、当時は子供だったので、「草で元気になるなんて、何を言っているんだろう?」と思っていました。

そこで、我が家の庭に増殖し続ける「スギナ」

我が家の家族に必要なものなのか?

何か役に立つのか?と思い調べたら・・・凄すぎて驚愕しました。

スギナの活用方法

スギナは昔から植物性利尿剤として用いられてきました。

ハーブとしては、ホーステイル(Horsetail)とも呼ばれ、スギナの煎じ液を止血や結石、排尿痛に、ドイツでは膀胱炎や尿道炎などの泌尿器系感染症に、アーユルヴェーダでは前立腺肥大や失禁、夜尿症に使用したりするそうです。

外用薬的な使用法方としては、局所の止血、捻挫、リウマチ、痛風、関節炎に、また治りにくい傷に湿布などの方法で活用。

婦人科系の疾患には、腰湯などの部分浴として使用されることもあるそうです。

また、最近では花粉症に対する効果も期待されているようです。

スギナ茶として売っていたりするのでビックリしました。庭にたくさんあるし・・・

 

スギナの主な成分

・葉緑素
・ケイ素
・カルシウム
・マグネシウム
・ナトリウム
・カリウム
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・鉄(ミネラル)
・亜鉛(ミネラル)
・マンガン(ミネラル)
・銅(ミネラル)

 

スギナは現代で不足しがちなミネラルの宝庫。特に、話題のケイ素が含まれていう点が魅力的です。

スギナに期待できる効能・効果

・膀胱炎、尿道炎の改善

・花粉症予防

・自律神経失調症の改善

・不眠の改善

・利尿作用、むくみ解消

・肝臓の機能強化、デトックス効果

・骨粗鬆症予防

・アンチエイジング、抜け毛予防

・アトピー性皮膚炎の改善

調べてみると、上記の他にもさまざまな効能があると言われています。

庭のスギナを足湯と入浴剤にしてみる

 

 

庭でスギナを採って、水で洗います。

自宅の庭なので農薬などは使っていないけれど、水を張ったボールで3回くらい洗いました。

 

ザルで水切りをして、たっぷりの水で煎じ液を作ります。

30分くらいコトコトして、最初の半分くらいの水の量になりました。

 

 

煎じ液は、ほのかに黄緑色。これは足湯用。

 

お風呂用は、水張った鍋に一晩スギナを漬けて、翌日にそのまま煎じ液を作ると良いそうです。

今回は、無印の布巾で作った巾着にスギナを入れて煎じ液を作り、巾着ごと煎じ液を入浴剤としてお風呂に入れました。

 

活用してみた感想

煎じ液を作ってるときの匂いは、「THE 草」という感じです。

ハーブのような清々しい香りというわけではありませんが、主張がないほのかな香りなので、台所で煎じ液を作っても特に気になる匂いは残りませんでした。

足湯ではあまり分からなかったけれど、お風呂に入ると芯から温まる感じはありました。30分ほどお湯に入っていると良いそうなので、半身浴の状態で本を読んでいました。

普段の半身浴より、汗が出るのが早くて、汗の量も多かったです。水分補給は必須です。

庭のミントの葉を入浴剤にしたときも感じたけれど、自然の植物を活用したお風呂に入ると、なぜか疲れが取れたり、心地よく眠れたり、寝起きがスッキリしたり、体が元気になるように感じます。

 

我が家の庭に、こんなにスギナが育つということは、スギナの成分やパワーが、我が家の家族に必要ということになるのかな?

 

ちょうど市販の入浴剤がなくなるところで、重曹とクエン酸と塩で手作りしようと思っていたけれど、しばらくは雑草取りついでのスギナ入浴を続けてみようかと思います。

 

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